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September 04, 2005

Whitney Museum

話が前後するが・・・

ある日、一人で「らいおんラーメン」(府中の有名店)で食事していたら、日本語がまったくできない外人のカップルが来店した。チケットを買うときからすでに大変な騒ぎだったが、偶然俺の隣に着席した。

彼らはラーメンと餃子をオーダーしていたのだが、横目でちらりと観察すると、餃子にラーメンのタレをかけて食べようとしているではないか!あらあら、と思い「それは違うよ、店員に餃子のタレを作ってもらうようにお願いしてあげるよ」と話しかけた。

その後、ちらちら話をしたのだが、どうも府中市美術館で開催する美術展のために出張しているとのこと。ラーメン屋は繁盛しているので、フラっと入ったらしい。「見に来てね」と言われたので「うん」と答えた。夕方だったので「バーパンセ」でおごってあげようかなと思い、「これからどうするの?」と聞いたら、「今日着いたばかりでもうねむい」と言うので再会を約束して別れた。

その足でバーパンセに寄り、マスターに事の顛末を報告。すると翌日ママさんが「美術展開会式の招待状があるけど一緒に行く?」と連絡してくれた。

朝の9時半に待ち合わせ、ママさんを待つ間にパシャリ・・・

開会式が始まり、彼らが出て来た。男性のアシスタントはすぐに俺に気が付き、ウインクを投げかけた。

女性の方(テープカットの右から二人目の女性)はおえらいさんのようだった。
美術館長に続き、「この度は云々・・・」と挨拶していた。

テープカットは、司会者が「スリー、ツー、ワンと言ったらカットしてください」と説明したのだが、
彼女はその「スリー、ツー、ワン」でカットしてしまった!という写真。

その後、彼女と話したが、「挨拶は緊張したが、知り合い(俺)がいたので助かった」と言ってくれた。

作品はとても楽しめた。有名どこではアンディ・ウォーホール、キースヘリング、エドワード・ホッパー、リキテンスタインなどなど・・・

個人的には彼女のおすすめのマーク・ロスコがよかったな。

出合いって面白いね。彼らにまた会う日があるのだろうか?

とにかくママさん、いつもありがとう。

Posted by morio at September 4, 2005 01:12 PM